歳三(としぞう)
桜の花が舞い落ちる
秩父の風に舞い落ちる
夢を背負って歳三が
京をめざして西へゆく
都の大路今宵また
勤皇佐幕血の嵐
旗に誠の意地かけて
涙ころして人を斬る
だらりの帯の艶姿
舞妓の顔もはなやいで
祇園囃子の笛の音に
里のあの娘(こ)がなつかしい
ああ鳥羽伏見の戦いに
敗れて泣くか小夜千鳥
加茂の流れよいざさらば
明日は地の果て北の果て
秩父の春をまなうらに
時代の風に立ち向かい
夢に散るのも武士(もののふ)よ
ゆくか歳三五稜郭
惜春花
紅のまことに夢を見て
剣を命と生きる道
明日ちるのはどの輩
若武者総司の思わざる
壬生寺に子供と戯れて
稽古の時間と呼ぶ声が
無邪気な笑顔で笑ってる
いちばん隊の隊長よ
鴨川の流れに身を任せ
散るか散らぬか秘めた恋
明日の風はどこにふく
天下の雲は流れゆく
病に倒れて世は代わり
活気あふれる江戸の町
近藤土方どこにいる
いちばん桜が散り急ぐ
正か悪か
刀を鞘から 抜きました
大雨降れど 日照り続くけど
お江戸の平和を 守るため
刀を鞘から 抜きました
祭りの日でも 月ない夜も
仲間とともに 走ります
♪どこまでもいける どこまでもいける
血潮をたとえ 流しても
どこまでもいこう どこまでもいこう
正か悪かは わからぬが
刀を鞘へと 戻します
誰かが涙 一筋流し
こっそり背中 指されど
刀を鞘へと 戻します
この世の誰を 斬ったとしても
幕府のために 尽くします
♪どこまでもいける どこまでもいける
仲間をたとえ 亡くそうと
どこまでもいこう どこまでもいこう
正か悪かは わからぬが
♪どこまでもいける どこまでもいける
幕府がたとえ 負けようと
どこまでもいこう どこまでもいこう
正か悪かは かまわずに
僕らの生き方
ため息ばかりの毎日
ムダに時間をまた過ごして
僕らの夢は
まだぼんやりとしたまま
京王線の調布駅
市役所の前の幟(のぼり)に
近藤勇生誕の地って
書いてあってっけ
ねぇ、知っているかい
「誠」ってことばを
背負って生きた男達の生き様
僕らは退屈な30代
目の前に差し出された
課題に右往左往
一体何のために涙を流し
命をかけられるのだろう
ケータイの画面覗いて
髪型のこと気にかけてる
みんな同じさ
ほら見渡してごらん
33歳の頃は
何を考えていたかな
短い生涯を終えた
彼の年は過ぎた
ねぇ、聞いているかい
「忠誠」って意味を
欲望なんて全部捨てた人達
僕らは自由ある現代人
夢だってまだ見れるさ
信じるものがあれば
まだ未熟かもしれない30代なら
理想に燃えてもいいだろう
近藤勇のように近藤勇のように
夢や希望を諦めないで・・・
幕末慕情
勤皇・佐幕の嵐に揺れる
京の都の夜明け前
捧げた命 誠の文字に
涼しき瞳 明日を見る
そんなあなたに憧れて
ついて行きたい どこまでも
陰謀渦巻く 不安の空は
日本の歴史の曲がり角
燃える闘志 男の意地よ
涙隠して 人を斬る
そんなあなたを好きになり
女の夢を 預けます
信義貫き生きるも良し
愛を抱いて生きるも良し
いずれも人の道なれば
不穏の闇に 怯える街は
変わる時代の分岐点
信じた道を 迷わず進む
凛々しき姿 街を行く
そんなあなたに惚れました
私のすべて 捧げます
そんなあなたに惚れました
私のすべて 捧げます
信義貫き生きるも良し
愛を抱いて生きるも良し
いずれも人の道なれば
近藤 勇
「時代を揺さぶらないと 新しい
歴史の始まりはない・・と想うんですよ・・・」
生まれ武州(ぶしゅう)の三男坊主
上石原(かみいしわら)を後にして
技を磨くも こころの修行
剣は天然理心流
「いかにか せねば・・」月を睨んで
近藤 勇 アア〜腕を組む
荒(すさ)ぶ幕末 勤皇佐幕
誠(まこと)一文字 染め抜いた
旗も靡くよ 都の空に
土方沖田が背をおせば
「こころは決めた・・」膝を叩いて
近藤 勇 アアー仁王立ち
目指す池田屋 一心同志
月下一塵 舞い上がる
夢と命を あずかるならば
遂(と)げて旨酒(うまざけ)分かちたい
「敵とて人ぞ・・」無念噛みしめ
近藤 勇 アアー男哭き
男意地
変る時代に 逆らって
燃えてみょうぜ 二人して
愛よ恋よも 良いけれど
命の遣り取り 男じゃないか
近藤 土方 侍よ
粋な羽織を なびかせて
男男と 風を切る
廓(くるわ)雀(すずめ)が 騒ぎます
誠のみ旗が 夜風に揺れりゃ
正義と 正義の 血の刃(やいば)
武士だ誠だ 近藤は
燃える男だ 土方は
月も惚れます 侍に
時代の流れは 解っちゃいるが
徳川 守るは 男意地
時代の流れは 解っちゃいるが
徳川 守るは 男意地